08.3.31update


2007.4.11
寝台特急 『なは』 に乗ってみた

 九州出張。朝早くに熊本に入れるし、ということで寝台特急『なは』に乗ってみました。ただ乗りたかっただけですが。新幹線との差額は自腹。
岡山駅に入線するEF66。なは・あかつきのヘッドマークも今となっては貴重。右端は『なは』のソロ(一人用個室B寝台)。外壁はもうぼろぼろ。
客室。2段B寝台の下段が今日の寝床。浴衣とシーツと枕とハンガー。二階に上るためのはしごがあります。
途中で熊本行きの『なは』と長崎行きの『あかつき』に分割されるので、両方のヘッドマークが眺められます。なので、号車を乗り間違えると違うところについちゃうことも。まあ、基本全席指定なのですが。
外から見てぼろぼろだったソロ。中はこんな感じ。真中が上段。右が下段。これでB寝台と同料金なら悪くなさそう。
レバーを押しつづけないと水が出ない洗面台。冷却飲料水、検尿のようなコップ。そして2台の洗面台の間にある痰壺。昔顔洗うときには、洗面器に水ないしはお湯を貯めてから洗ったから、痰壺が別にあるらしい。今はもうみないなぁ。
 夜行列車で迎える朝。結構眠い。駅ごとに結構目がさめて、三原あたりまでうつらうつらと。上段ベッドに上がる梯子の奥にあるテーブルには今も『センヌキ』が。昭和の香りがします。
 鳥栖で『あかつき』切り離し。長崎へ向かいます。こちら『なは』は熊本へ。
 7:36熊本着。鳥栖で分割したあともヘッドマークは『なはあかつき』。JRマークがひときわ大きいカニ24とオハネフ25のテールマーク。なんか違和感があると思ってたら、『なは』の字が白い。
 編成は一昔前には考えられないくらい豪華でした。『あかつき』を含むとA寝台個室が1両、B寝台1人用(ソロ)が2.5両。B寝台2人用が1.5両、座席が1両。昔は14系15型といえばモノクラス(すべて2段式B寝台)で面白みも何も無かったんですが。色々廃止された夜行列車の寄せ集めですが。それでも『なは』はいずれ廃止されるだろうなとは思ってました。車両はくたくたなのに、直す雰囲気もないし。まあ間違いなく九州新幹線が博多-新八代まで開通されたら、生き残れないのは確実だったでしょう。新大阪-熊本を3:20で結ぶのなら、大阪を6:00に出れば、熊本には9:30には着く計算に。
 それでもこんなに早いとは。客車は4両で客はおそらく20人は乗ってなかったのでは。乗車率3割行ってない。満員で夜行バス3台分程度の客を運ぶのに列車を維持するのは厳しいのでしょう。大阪、神戸は夜行バスで鹿児島、熊本を結んでいるし。でも、岡山には高速バス無いのよ。熊本に朝から活動する方法はこれで前泊以外なくなってしまった。新幹線で10:30には着くんだけど。ともかく乗れてよかった。
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