08.6.25update


2008.5.9〜5.11
久米島旅行記.その2 
2日目 

朝寝つぼらないようひやひやしていたら、いまいち眠れない。4時ごろさんぴん茶を買いに外に出てみると雨で地面が濡れている。ありゃりゃ。無事何とか起きて、朝6:50にはチェックアウト。せっかくの無料の朝飯もスルー。雨は大分上がったような。昨日泊まった『プリンス&プリンセス』、ではなく、奥の東横インに宿泊。『プリンス&プリンセス』は写真館でした。国際通りもさほど遠くないし、駅も近くて便利。
 駅の前には昔のままっぽい町並みが。那覇の町にも、結構亀甲墓は目に付きます。さて、ゆいレールに乗り込みます。
 ゆいレールに乗るたびに挑戦しているのが、空自の那覇基地。ここにはあちらこちらに消火栓が。ゆいレールごしにSigma135mmf3.5が唸る。
ゆいレールに乗るたびに挑戦しているのが、空自の那覇基地。ここにはあちらこちらに消火栓が。ゆいレールごしにSigma135mmf3.5が唸る。でも真中の写真程度。
はてさて、那覇空港。マイレージとチケットレスで手配していたのですが、RACの窓口に回される。なんやかんやで気がつけば出発20分前。朝飯にありつけなかった(泣)。
一時期話題になった
デハビランドDash8が3機並ぶ。久米島行きは一番奥のJAL柄の飛行機。ドアの階段を登って乗り込みます。
反対側には空自のP-3C。ここは国境で最前線の町でもあります。
那覇空港を飛び立ってすぐ。眼下にえらい速い船。STLのように見えるけどどうなんだろう?そとは相変わらずの曇天。座間味島があまり見えません。
 久米島空港に到着。レンタカーのカウンターに行ったら、予約時間より30分以上早いのにもう貸してくれるって。しかも、『返却は1時間以上は遅れないように』って。遅れていいんだ。さらに、事前に傷の確認とか無し。てーげーすぐる。
まずは予約しているはての浜観光サービスの船乗り場に行こうと思うもまずは朝飯ゲット。その後電話掛かってきて『自動販売機の所です。待ってますので早く来てください』と。早く来いって言われても自動販売機がどこかわからん。港の中にあった自動販売機を何とか発見。出航寸前に飛び乗ることができた。
 海の色がだんだん変わってきたよ。
 今にも泣き出しそうな曇り。ともかくもはての浜までこれた。今はての浜にいるのは7人だけ。がらすきです。はての浜に上陸するには近くまで船をつけて海の中を歩く必要が。嫁さんも俺も下半身びしょびしょになる。
 はての浜は砂の島。ヤドカリがてくてくと。とりあえずCOCOストアで買った弁当で腹ごしらえ。確かこれで300円程度。安。 
 そうこうしてると、晴れてきた。おお、本気のはての浜。水がめちゃくちゃきれい。むしろ、しょっぱいことに納得がいかない。
 海の中はこんな感じ。50cmくらいの深さの所に、20〜30cm程度の魚がうじゃうじゃ。特に左端の魚が多かった。真中はムラサメモンガラ。右はヤガラ。口が特徴的。でも、海の中には珊瑚が少なくて、魚の種類もあんまりかも。'04年の座間味のほうが珊瑚と魚は大分多かったような。それでも海の水のきれいさは特筆すべきものがありました。
 はての浜の海の中の様子。シュノーケルなんでばたばた動きすぎで申し訳ないが、動画。ムラサメモンガラを上から見るとちょっとまぬけ。
とにかく、はての浜は砂の島。見渡す限りとは行かなくても、白い地面がずっと続きます。
晴れてても、台風の影響は強くなってきました。風が強くて、Tシャツ持ったら、こいのぼり状態。波のだんだん高くなってきました。
半日の滞在で、港に帰還。結構満足。日差しがあまり強くなくて、海から上がると結構さぶい。水シャワー浴びさせるのもなんなので、バーデハウスへ。深層深海水の温泉。水着着用のバーデゾーンと、裸で入るスパゾーンから構成されています。冷えた体を温めたいだけなので、スパゾーンへ。それでも¥1000。当然なんだけど、しょっぱい。でもぬくいと何でかしょっぱさがやさしくなってるような。一人出て行くと、もう後は独占状態。うはは。鳥が近くで巣を作ってるのか、盛んにこちらに向かって威嚇しつづける。お騒がせしてすまんのう。駐車場はまるで日産のディーラーのように水色のマーチが並んでいる。全部レンタカー。みんな、水着ではいるバーデゾーンへいっているのか。折角海が目の前にあるのに、海に入らず楽しいのか?波高いけど。
 風呂に入れば、腹が減る。てな訳で、パーラートップにいって昼食。嫁さんはお勧めと観光地図に書いてあった牛もやしそば。私は肉そば。さらに、アーサと魚のてんぷらを注文。てんぷら頼むとき、嫁さんがお店に気を使って複数個頼もうとしてたけど、『絶対大きいからやめとけって』。
 10分ほどして机に並ぶオーダー品たち。やっぱりでかい。牛もやしそばはそばの上に焼肉が乗ってるような感じ。せっかくのそばの汁が焼肉のたれの味がしてました。嫁さんはもやしだけ食ってすでにぐったり。普通の久米島そばがいちばんうまいんぢゃないかな。手前側が天ぷらアーサの天ぷら。タバコ2箱以上の大きさがあります。これで¥50。原価率どうなっとんやろといらん心配をしてみたり。

 結局嫁さんの分まで責任を持っていただきました。うぇっぷ。
 再び、奥武島へ。久米島の観光案内では大概載っている畳石へ。左の写真のように亀の甲羅のような石が連なっています。で、こんな雑誌にもアングルが多くて、一面にこんな石が広がってるのかと思いきや、少し引くとこんなもの。ちっさ。海はやっぱりきれいです。
 やっぱり奥武島にある久米島ウミガメ館へ。ここへ行きたかったんよ。ウミガメがたくさん。まあ、当然ですが。
左端は子ガメ。甲羅の上に手を置いて休めるのは子供のときだけだって。大きいウミガメもたくさんいます。鼻が人みたい。
右端のイラスト、なんとなく目が怖い。
 ものを作る所を見るのが大好きで、特に酒造所は面白い。泡盛は前に瑞泉酒造を見に行ったことがあったけど、今回は久米島に二つある酒造所のうちの一つ、米島酒造に来てみました。受付とかが特になくて、仕事場の中に入って見学させてくださいと声をかける。と、作業されてた若い兄さんが手を止めて、一つ一つの機械を説明してくれました。真中は洗米機。ここで米を洗って、次は右側の棚で麹菌を撒くそうです。
 泡盛は黒麹菌で作られます。天井は黒麹菌で黒くなってます。この方がいい味が出るとのことで、わざとはがさないままにしているそうです。
 続いて仕込みです。写真は仕込み一日目。まだ米粒が見えます。これが終わると、蒸留になります。
 蒸留が終わると、今度は熟成。素焼きの壺の中で寝かします。ここでは、瓶詰め、ラベル貼りも一つ一つ手でやるそうな。真中の写真の刷毛はラベルに糊を塗るやつとのこと。ビンに入った量も手で調整するとのことで、そのための定規もあったり。そいえば、泡盛は結構瓶の中身が結構ばらばらな銘柄もあるなと。
 今回の旅行で、泡盛を買って帰ろうと思ってたので、早速買いたい旨を伝えると『ここでは売ってないんですよ』。普通、工場見学ときたら、そのまま押し売られることが多いだろうに、なんて商売っ気が無いんだ。素朴というべきか。後で買うことしました。
 つづいて、久米島ホタル館へ。この島には固有種のクメジマボタルがいるとは聞いてたけど、シーズンはちょうどGW。もうこの頃にはいないらしい。ホタルは標本だけだったけど、ほかにも久米島の動物が色々展示されてました。バッタ食事中に、真中はハブ。
 それにしても、ここの職員さん、クメジマボタルを守るためには久米島の自然がいかに大事かを一方的にマシンガントーク。いや、情熱はわかるんだけど、ぐったり。他にお客さんもほとんどいなかったしね。
 右端は捨てられて大きくなってしまったミシシッピアカミミガメ。よく屋台にあるミドリガメがこんなになっちゃいました。これも環境破壊の一例ということで展示していたんだけど、左下の踏みつけられているの以外はすべてメス。オスはずっとメスに踏みつけられて文字通り手も足も出せない状態。顔は傷ついてました。聞いてみると、メスが多すぎてオスが萎縮してしまっているとのこと。オスが気の毒。こんな話も面白おかしく説明すると皆さん食いつきやすくなるんぢゃ無いかな。
 少しくたびれてしまった奥さんを宿で寝かして、一人で散歩へ。宿の目の前には公園が広がってます。5月の沖縄にはデイゴが咲いてます。赤くていいですよね。
 右は偽パイナップルのような感じのアダンの木。オレンジ色のものはすごく熟れて、柔らかくなってました。右も宿の人に聞いたらアダンらしいです。下手に近づくと、葉にとげがあって痛い。
 さらに町を散策。私は山羊未体験。あんなかわいいもんよう食べん。牛や豚がかわいくないわけでは無いんですが。ほら、臭いって聞くし。
壁には鍾乳石が。モルタル製の家だからか。川には切られても壁に張り付いて、根を伸ばす木が。南の島だなぁ。
近くのスーパーにて。マグロ安い。続いてCD屋。よくわからんけど、復刻版とかではなさそうな。どうして田舎の散髪屋のネーミングはこうなんだろうか。
 島の子供は元気。お兄ちゃんが叱られるから帰ろうといってるのに、ブランコ止める気ありません。トラックが来ようがお構いなしに道に飛び出す。
 シーサーも気が気でなりません。
 宿泊したのは久米島別館。中はそこそこきれい。でも和室のほうがよかったな。夕食は中身汁とかしいらの卵とか。中身汁は少し癖があって、嫁さんギブアップ。米島酒造の古酒、美ら蛍をのみながら、宿のお兄さんと話す。楽天のキャンプとか、米島酒造の話など、色々久米島の話を聞かしてもらいました。
 朝早く起きて、海で泳いで遊びまわったおかげで9時には就寝。
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